β-カロテンを豊富に含む藻類のドナリエラは自然界のスーパー緑黄色野菜と言われています。
β-カロテンは、緑黄色野菜や果物、海藻などに色素として含まれるカロチノイドの一種で、
体内でビタミンAに転換されますが、摂りすぎても必要量だけビタミンAになるので過剰になる
心配はありません。
カロテン当量とは
カロチノイドは植物や動物に含まれる色素成分です。
このうち私たちの体内でビタミンA作用をするカロチノイドには、緑黄色野菜に多い
α(アルファ)およびβ(ベータ)-カロテン。
またみかんなどに多いクリプトキサンチンがあり、これらは植物中の赤、黄などの
色素成分です。
この中で、ビタミンA作用を最もよく発揮するのはβ-カロテンであることから、
ビタミンA作用をするカロチノイドをβ-カロテンで代表して表したものが
β-カロテン当量です。
ドナリエラとはいったい何?
ドナリエラは自然界のスーパー緑黄色野菜と言われています。
塩分濃度が海水の約10倍と言われる、イスラエルの死海で採取した微細藻類ドナリエラには、
緑黄色野菜とは比べ物にならないほど豊富な天然カロチノイドを含んでいます。
進化した培養技術より生まれた天然カロチノイド ドナリエラの摂取量は、できるだけ多く
摂取することが理想です。
お酒やタバコをたしなむ方は、もっと沢山の天然カロチノイドが必要になってきます。
生活が不規則な方、アルコール摂取の多い方、タバコをたしなむ方などにフィトエンや
β-カロチンなどの天然カロチノイドが多く含まれたドナリエラの特徴と言えば・・・
身体になじみやすく、吸収されやすく、身体に必要な栄養素がたくさん含まれています。
β-カロテンにはどんな働きがあるの?
β-カロテン>には、ビタミンAの作用をするという働きのほかに、有害な活性酸素から
体を守る抗酸化作用や、免疫を増強する働きがあることがわかってきています。
β-カロテンが豊富な野菜や果物を十分に摂取することによって、
心疾患やある種のがんのリスクが低減することも示されています。
βカロテンはビタミンAに変換されて作用することから、生体内では皮膚や粘膜の健康を
維持したり、光刺激反応に重要な役割をしたり、様々な細胞の増殖や分化に寄与します。
ビタミンAとしての機能以外で、βカロテンは抗酸化作用および免疫賦活作用などが
あることが報告されています。
βカロテンを多く含む食品は、モロヘイヤ、にんじん、ホウレンソウ、ピーマン、かぼちゃ
などの緑黄色野菜や、かんきつ類、スイカなどがあります。
βカロテンの1日に必要な量は?
国民健康・栄養調査結果によると、私たち日本人はビタミンAの多くを緑黄色野菜や
果物のβ-カロテンからとっています。
これらの食品が不足しないよう十分摂取するようにしましょう。
ちなみに「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」では、緑黄色野菜を
1日120g摂取することが国民の目標とされています。
一方、とり過ぎによる過剰症については、β-カロテンは体内の必要性に応じて
ビタミンAに変わることから、ビタミンAの供給源としてのβ-カロテンの過剰は
ないといわれています。
ただし、がん予防や循環器疾患に対する効果を期待して、サプリメントからβ-カロテンのみを
大量摂取させた実験では、効き目がないか、あるいは有害であったという報告もされて
いますので、摂取量などに十分に注意して適切なご利用をこころがけてください。
日本人の食事摂取基準(2015年版)において、ビタミンAの必要な量は策定されています。
ビタミンA摂取基準
1歳以上の男性の場合は300~650μgRAE/日
1歳以上の女性の場合は250~500μgRAE/日
耐容上限量はどちらも600~2700μgRAE/日
となっています。
しかし、βカロテンについては数多く存在するプロビタミンA(ビタミンAの前駆物質)なので、
βカロテン単独の必要量は示されていません。
食品中のβ-カロテンは、食材や調理方法によって吸収率が10%以下から60%までと
大きく異なります。
β-カロテンは油脂と食べると吸収がよいことから、効率よくとるためには、油脂を使った
調理がおすすめです。
ほうれん草のバターいためなどのように、ふだん気づかないで実行していることもありますね。
β-カロテンサプリメントとの違いって?
一般的に健康食品には、クロレラを始めとする自然界に存在する生物を原料とし
総合的な健康作用を期待するもの(ローヤルゼリーやアガリクスなど)と・・・
サプリメント(補給・補充を意味する)と呼ばれる特定の栄養素を化学的に抽出・精製して
不足しがちな栄養素を補給するもの(ビタミン剤やカルシウムなど)が、ほぼ同一に扱われています。
前者は天然の栄養素をできるだけそのまま利用し、総合的な作用を期待するものに対して、
人工的に単一の有用成分のみを取り出し、補うという意味では医薬品に近いものといえます。
こんな事例も有るようです。
緑黄色野菜が持つ健康に良い作用は数多く知られています。
そこから有用性が広く知られているβ-カロテンだけを抽出し、喫煙者を対象にした肺ガン
予防効果の研究(無作為比較対照試験)がアメリカやフィンランドなどで大規模に行われました。
しかし意外にも・・・
β-カロテンを投与した群の方が総死亡数も肺ガン罹患率も高くなったというのです。
ここで得た教訓は、β-カロテンやビタミンCなどの単一の成分だけが直接作用しているのではなく、
緑黄色野菜が持つ複数の栄養素やさまざまな成分(非栄要素)が複合的に作用しており、
偏った栄養は全体のバランスを崩し、かえって人が持つ健康を保つ力を弱めてしまうという
ことです。
まとめ
国民健康・栄養調査結果によると、私たち日本人はビタミンAの多くを緑黄色野菜や
果物のβ-カロテンからとっています。
これらの食品が不足しないよう十分摂取するように「21世紀における国民健康づくり運動
(健康日本21)」では、緑黄色野菜を1日120g摂取することが国民の目標とされています。
一方、とり過ぎによる過剰症については、β-カロテンは体内の必要性に応じて
ビタミンAに変わることから、ビタミンAの供給源としてのβ-カロテンの過剰は
ないといわれています。
サン・クロレラの「目神」では、ドナリエラと呼ばれるβ-カロテンを豊富に含む
藻類の粉末が配合されています。
ドナリエラは自然界のスーパー緑黄色野菜とも言われています。
近年、研究機器や分析手法が発展したことにより、微細藻類には未だ知られざる多くの
可能性が秘められていることがわかってきました。
微細藻類は、石油に代わるエネルギー資源として注目されるだけでなく、医薬品や化粧品、
機能性食品として、医療・美容・健康の分野でその活用が見込まれています。
さらに、土壌改良、塩害対策、河川や海洋への赤土の流出防止など、農業分野においても
幅広い利用方法が開発されているのです。
サン・クロレラの目神には、自然界のスーパー緑黄野菜の粉末が配合されているのは
嬉しい限りです。
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